英インディペンデント紙に、アラブ諸国が原油の支払いに米ドルを使うのを止めようとの提案を、ロシア、日本、中国、フランスにしているとの記事が出ている。支払いは米ドルの代わりに、日本円や中国元、ユーロ、金等を含む通貨バスケットに移行しようとするもの。すでに各国の中銀総裁・財務相と「シークレット・ミーティング」を持ったと報じている。
ついに、ドルの基軸体制そのものにも動きが観られる。これは早いか遅いかだけの問題なのだが、大事件である。前にも書いたのかもしれないが、原油価格を表示するモノさしとしてのドルはそのままでも良いのだが、実際のお金のやり取りは輸入国通貨で産油国側が受け付けてくれることが理想的である。
それは産油国にとって、分散投資にもつながり、「価値の貯蔵」のできないドルばかりを手元に集めないようにする良い方法でもある。
ドルは世界の中で、その必要性は低下することが避けられないし、もはや覇権を維持することも無理である。ドルという通貨がこの世から必要無いとまでは言わぬが、あくまで米国で流通するだけの通貨であれば良い。
ドルよ、もう気張る必要もないですよ。政府関係者も無理して「強いドルは国益」などと心にも無いことを叫ぶ必要もありません。もっと、楽に、実力に見合った通貨にお戻りなさい。そして、最後に今までありがとう。


by shimita
最終章 ~言いたいことは語り…