とんでもないニュ-スが飛び込んできた。
11月26日(ブルームバーグ):アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資持ち株会社ドバイ・ワールドは25日、全債務について支払い繰り延べを債権者に求めた。同社は590億ドル(約5兆1700億円)の債務を抱えており、ドバイ政府は国債発行で50億ドルを調達したという。
米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、繰り延べ計画はデフォルト(債務不履行)と見なすことも可能だとして、複数の政府系企業を格下げした。ニューヨークの経済調査会社、ルービニ・グローバル・エコノミクスの政府系ファンド担当シニアアナリストは「債務の返済繰り延べは、ドバイがどの債務を全額履行できるのかをめぐる市場の不安を煽っている」と指摘し、「ドバイは死に物狂いの様相であり、市場は長期的にドバイの債務が減らず増大していくと懸念している」とした。 CMAデータビジョン(ロンドン)によると、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)によるドバイ国債の保証コストは25日、116ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、1月の取引開始以降で最高の434bpに達した。国債のCDSスプレッドとして6番目の高さで、何と実質破綻したアイスランドを上回る。
ドバイの苦しさも、アブダビの協力は疑いの余地がないとされてきた。アブダビは世界最大の政府系ファンドを持ち、UAEの油田のほぼすべてを握っているからだ。しかし、ドバイが目指した中東の金融の中心は夢と消えるのか。
いや、ドバイのデフォルトなどという事態は、それだけでは済まない。新たな火種の誕生である。


by fxdondon
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